フルサイズ機での撮影シーン
2020年4月初旬、僕はあることを考えていた
ソニーα7Ⅲを購入してからしばらく時がたったが、実際にα7Ⅲを使用し撮影したシーンは一体どのぐらいあっただろうとふと思い返していた
ブログ用の物撮りがメインとなっており、子供の運動会などの行事ごとには望遠で撮影する必要があるため、その昔に購入したNikonのD90に望遠レンズをつけて使用していたので行事にα7Ⅲが活躍する場面はなかった
ちょっとして出かけるときのスナップなどを撮るにα7Ⅲは流石に大きかったので、RX100M3をバッグに忍ばせて写真をとっていた
いずれにせよ、下手ではあるが画質的に十分であった
当たり前のことだが、α7Ⅲはレンズ交換式のミラーレスカメラ。レンズを交換することによって様々な表現をするものだが僕が持っていたレンズは最初に買った標準ズームレンズ「Vario Tessar T* FE 24-70 F4」のみだ
フルサイズ機の魅力とは何かを簡単にまとめると、センサーサイズが大きいことによる画質の高さ、暗所での強さ、ボケがよくでることだろう
そういう点で見てみると、画質について言えば自分の写真を撮るシチュエーションで暗所なんてないしパソコンの画面もしくはスマホの画面でしか見ることがないので、言われないとフルサイズかAPS-Cでの写真かはわからないだろう
フルサイズのメリットであるボケについても、「Vario Tessar T* FE 24-70 F4」では単焦点の明るいレンズでとるようなボケは撮れない
レンズのラインナップを揃えようとしても、サラリーマンの僕がおいそれと買える価格ではない。せっかく購入したカメラを活用するためのレンズを購入しシステムを拡大していくのは非常に大変なことだ
唯一フルサイズ機のメリットを享受したと言えるのは所有感だ
カメラに興味があればいつかは「フルサイズ機」をと思うに違いない。少なくとも僕はそうだった。フルサイズ機を所有したという満足感は味わうことができた
しかし、カメラは道具だ。道具というのは使わなければ意味がない
そうこれが「宝の持ち腐れ」というやつだ
フルサイズ機からAPS-C機への買換を決断
APS-C機のレンズであれば、価格はフルサイズ機のレンズと比べると手の届きやすところにある。そうすると少しづつでもレンズ資産を増やしてカメラというものをもっとたのしめるのではないか
もう少しレンズのラインナップがあれば使用するシーンも増えてくるだろうと思いメインカメラをAPS-C機に買い換えることにした
先程述べたとおり、サブ機としてNikon D90があるが10年近くも前の機種であるためここも含めて自分のカメラ環境を整えることにした