ついに通常の冬用グローブでは我慢の限界に達した
真冬にバイクに乗る際に一番防寒対策が必要なのはやはりグローブだと思う
足元はつま先用カイロ。防寒着はバイク用ジャケットとパンツである程度は耐えられる。通勤時にもバイク乗っているがワークマン「イージス」で全身を覆ってしまえば、多少足のつま先冷える事を実感するが大丈夫
しかしながら、手だけはどうしても耐えられなかった。外気温10℃を下回り、さらに5℃を切るような状況ではバイクを走らせた数分後には手がかじかんできて、痛くなってしまう。様々な冬用グローブをインナーグローブ併用で試してみたが5℃を下回る状況ではどうしようもなかった
そこで今年については、ついに電熱グローブを購入することにした
KEMIMTO 電熱グローブを購入
早速、電熱グローブを調べてみた。当然バイク用品メーカーを見てみたが高い…。何が高いってバッテリーが高いのよ。左右のセットで、電熱グローブ1双よりも高いとはさすがに購入を躊躇した
そこでみんな大好きAmazonさんで物色してみることに。意外とお安く電熱グローブがあるものの「防水」を謳っているのもがあまりない。自分はバイクで通勤する都合上雨の日でもバイクに乗らないといけないので防水機能は必須と言ってもいい(通勤時間15分程度なので簡易防水や撥水でもしのげそうな気はするが)
色々見ていた結果、夏用グローブでも使用しているKEMIMOTOさんから出ている電熱グローブが良さそうなので早速ポチって見た
KEMIMTO 電熱グローブの概要
今回購入したのはこちらのモデルのLサイズ
中には、電熱グローブ1双とバッテリー2個(2500mA)、それに充電用のケーブルが1つという内容となっている
バッテリーの充電時間は、充電完了まで4時間となっている
生地については、コーデュラ生地の表層から防風・防水層 → 保温層 → ボアのある裏生地層 となっておりかなりしっかりとした作りになっている。保温層については3Mのシンサレートを使用しているため通常の防寒グローブとしての機能もそこそこあるように感じる
また、親指と人差し指については、スマホ操作に対応しているとのこと
サイズチャートは下のような表記になっており、自分は約8.2㎝なのでLサイズを購入したが若干指先があまるのでMサイズでもよかったのかもとはおもっているが、インナーグローブを併用する場面を考えるとワンサイズ上としてこのサイズでよかったのかもしれない
温度調整については、グローブについているボタンを押すごとに切替が可能3段階の調節が可能
赤 高温モード 55℃~65℃ 3~4時間
青 中温モード 45℃~55℃ 4~5時間
緑 低温モード 40℃~45℃ 7~8時間
となっている。また低温やけど防止のために高温モードで使用中に65℃に達すると自動で中温モードに切り替わるので使用時に注意が必要だ
KEMIMTO 電熱グローブ レビュー
では実際の使用感について
装着感は、以前冬用グローブとして使用していた「RSタイチ ステルスウインターグローブ」より厚く固い印象であり操作に問題はないがスイッチ類の細かい操作には気を遣うところがあった
またグローブをはめる際に、バッテリーが甲にあたり若干はめづらいという印象もあるが、バッテリーを使用する為致し方ないし、慣れればあまり気にならなくなってくる
外気温が10℃程度であれば、1時間程度であれば電熱をONにせずともそのままで大丈夫であった。若干冷たいかな?という気もしたが痛くなるということはなかった
外気温3℃という日に使ったが、さすがにここでは電熱をONにして使用した。高温モードで使用し手が痛くなるということもなく切り抜けることができた。ただよく言われるように「温かい」や「熱い」といった感想になることはなかった。この辺りはかなり個人差が大きいと思うので注意が必要かと思う。個人的には過度な期待は持たない方がいいと思うが、手が痛くなるとい事はなく若干冷える程度で済んだということは自分にとっては十分な機能を有していたといえる
また外気温5℃~3℃といった夜の高速道路を2時間走行した。高速道路を走行するので体感温度もかなり下がることが予想されるのでこの日はインナーグローブを装着し、そのうえでこの電熱グローブを使用した。モードについは高温モードを使用。やはり指先が痛くなることはなく「冷えたな」という感想を持って走り終えることが出来た。ただインナーグローブを装着していたせいか操作感はかなり悪化した。クラッチ操作・ブレーキ操作はさほど影響はなかったのだが、夜ということもありスイッチ類(ヘッドライト・オートクルーズ等)はかなり気を遣う。特にオートクルーズについてはボタンは小さく普段から使う頻度も少なく慣れておらず、夜間である為手元が見えないということもありかなり難儀であった
スマホタッチについては、正直いまいちかな?という気がした。反応がいまいちであることとグローブそのものがある程度固く大きいため狙ったところにタップするのが意外と難しかった
KEMIMTO 電熱グローブを購入してみて
操作感の悪化は、冬用グローブである為致し方ない部分があるのでこれについては慣れるしかないだろうと思う
外気温1℃といった状況でも指先が痛くなることなく通勤できるようになったということで購入してよかったといえる
ただこの体感温度については、個人差がかなり激しいと思うので過度な期待はしない方がいいのではないだろうか。とはいえ真冬の極めて寒い状況でインナーグローブを装着していたとはいえ指先が痛くなることが無かったので、興味のある方はぜひ1度購入して試してもらいたいと思う