当メディアのリンクにはアフィリエイト広告が含まれています

40代からの中型2輪免許取得への道 第1段階 その3

バイク

中型2輪免許 一本橋のコツ

11月4日

技能教習5時間目となる今日は、一本橋・スラロームに挑戦

ここで習得する技能は低速走行時の車体の安定である

一本橋とは、高さ5センチ・幅30センチ・長さ15M・の平均台のようなものを渡るもの

ここには規定の時間が設定されており

  • 小型2輪 5秒以上
  • 中型2輪 7秒以上
  • 大型2輪 10秒以上

以上がラインとなっている。ここで注意したいのは一本橋は脱輪は卒業検定中止だがタイム不足は減点ということ

ということは無理してタイムを稼ぐより落ちないことを最優先にすべきなのだ

そしてもう一つ盲点なのがタイム計測は前輪が一本橋に乗ってから前輪が降りるまでを計測されるが、脱輪は後輪が一本橋から降りるまでを見られているということ

どうにか一本橋を規定タイムで渡りきり前輪が降りて安心してふらつき後輪が一本橋から落ちるとそれは脱輪をして扱われる。意外とこのパターンが多いから注意するようにと言われた

さて実際にやってみると思いの外難しかった

幅30センチはタイヤの幅からしても約3倍以上ありそんなに難しくはないかと思っていたが一本橋に登る段差が厄介だった

3メートル手前から発進し長さ30センチ高さ5センチのスロープを登って一本橋へと入るのだがこの段差でふらつくのだ

何度か挑戦するとコツが分かってきた

  1. 進入時は一本橋に対してまっすぐ勢いよく進入する
  2. ニーグリップ(膝でタンクを挟む)で車体を安定させる
  3. 視線は遠くをみる(決して下を見ない)
  4. フロントブレーキは使わずリアブレーキを速度を調整する
  5. 半クラを多用する

以上を意識してやってみるとうまくいくことができた

一本橋でふらつくのは1番ができてないからだ

一本橋に対してまっすぐに新入できないためスロープ近辺で方向の修正が必要となるうえ発進時に勢いがないので一本橋の上がる際の段差で余計にふらついてしまい一本橋上で車体をまっすぐできずに落ちてしまう

発進後スロープまで3メートルもあるから車体の修正はできそうだと思いがちだが意外にこれができない特にまだバイクの運転に慣れていない初心者ならなおのこと。それでなくも発進時にふらつきがちなのでここは事前に車体をまっすぐしておくことが大事だし、段差に負けない勢いも大事だ

あとは、車体を足でしっかりと挟んで安定させ上半身の力を抜き遠くを見る

これは小学校などの平均台を思い出せていただくとイメージが湧くかと

そして、4番・5番でスピードを調節しながら進んでいく

番外編として一本橋は、手前1/3までは勢いよく乗って車体を安定させ残り2/3で時間をコントロールするようにするとやりやすいかもしれない。そしてリアブレーキで速度を落とすときには半クラにしてもいいが決してクラッチを切ってはいけない。クラッチを切ってしまうとバイクの推進力がゼロになりバランスを崩しやすくなるからだ

一本橋は脱輪さえしなければ減点で済むので、脱輪しない事を最優先に考えよう

中型2輪免許 スラロームのコツ

さて続いては、スラロームだ

ここでは、アクセルでの車体姿勢の制御とブレーキングそして運転時の目線についての技能を習得することが目的だ

スラロームは4.5メートル間隔に並べられた5つのコーンを通っていくものであり、こちらも規定タイムが設定されており

  • 中型2輪 8秒以下
  • 大型2輪 7秒以下

となっている

時間を考えなければそれほど難しくはないのだがこの時間がやっかいなのだ。普通に運転していては到底このタイムには届かない

ここでのポイントは以下の通り

  1. ハンドルではなく、車体をバンクさせて進路を曲げる
  2. 視線は1つ先もしくは2つ先のパイロンを見る
  3. パイロン通過後、車体が次のパイロンに向いたらアクセルを回して車体を起こす
  4. リアブレーキで速度を調整する

中でも難しいのは、1番と3番だろう

パイロンを曲がるのに車体をバンクさせるのは初心者にとっては想像以上に恐ろしいものだ

ただ教習車にはエンジンガードがあるので、エンジンガード以上に車体が傾ことはない。倒しすぎて転倒する人はほとんどいないらしい。スラロームで転倒するのは、速度を出し過ぎた際にフロントブレーキを握り込んでバランスを崩す人が大半とのこと。3番でアクセルを回し過ぎることが原因のようだ

車体をバンクさせるのは、頭の角度はほぼキープして車体を倒すことを考えたほうがいいようだ。自転車の立ち漕ぎをイメージしてもらいたい。きつい上り坂で立ち漕ぎするとき頭は傾いてはいないが自転車は大きく左右に振れているのではないだろうか。そしてバンクさせるコツは、左にバンクさせたければ、左足のステップを下に踏み込み、右足の膝でタンクを左に押し込むことを意識すると車体が倒れやすくなる

3番のアクセルだが、回し過ぎではいけない。しかし車体を起こすにはある程度のパワーが要るので量は必要だ。では何が問題かというと回す時間だ

素早く開けた瞬間に戻す

これがポイントだ。教官のお手本を思い出してもらいたい

エンジン音は「フォンッ・フォンッ・フォンッ」と短くリズミカルではなかっただろうか

しかも結構なエンジン音で。大きな音がするのはあたりまえだがそれだけアクセルを回してるということだ。教習生は「フォーン・フォーン・フォーン」に近いのではないだろうか。回す量が少なく車体を起き上がらせることができず、それでいて回している時間が長いから次のパイロンへの新入姿勢が作れず速度も落とせないのだ

アクセルは短く素早く量を回すことを心がけるとスラロームのタイムは短くなるだろう