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祝 Kawasaki Z400納車

バイク

年末も差し迫った12月30日

世間では今年の業務を終え年末お掃除をしているところで、人生初となるバイクの納車をおこなった
Kawasaki PLAZAの店員さんからも「こんな状況での納車は初めてだし、今後もないでしょうねw」といわれるしまつ
年末は自分自身の繁忙期であったため卒検をクリアしても書き換えに行く暇がなかったので、なんとかこの日にお願いしたのだ

Z400 契約の日

 実際に契約したのは、この日をさかのぼる事約1か月前。11月上旬の日だった

 まだ日中も暖かい日にKawasaki PLAZAさんに足を運んだのだ(免許もまだ取っていないのに)

 車を買う際になんどかディーラーや中古屋に足を運んだことはあったが、今回バイクを購入することで店舗を訪ねたのだが、いままでとは心の持ちようがかなり違った。免許もまだとれていないということやバイクについてあまり知識く自身がなかったのが一番の原因だろう

 Kawasaki PLAZAさんに到着したものの、中に入るのはかなり勇気がいった

 2度ほど深い深呼吸をして中に入った

 中に入ると、あのKawasaki PLAZA独特の良い香りがただよった

 あまり広いとは言えない感じがしたが、目新しいバイクが所狭しと展示されてたり、納車待ちのバイクがたくさん並んでいた。そんなバイクを物珍しそうに眺めていると当然のことながら声をかけられた。バイク屋に来るには似つかわしくない格好をしていてキョロキョロしていてさぞかし浮いて見えたことだろう

 そこで、今免許取得中である事、できれば取得後すぐに乗りたいこと、現行のNinja400が気になっていることを伝えた

 すぐさま、在庫状況や次回の入荷予定まで調べくれたがNinja400は当然今年の在庫はなく、今後の入庫予定も早くて2月~4月とのことだった

 個人的には、初心者ということもあり免許取得後は体が忘れないうちに乗りたいという気持ちがあったので非常に悩ましい結果となった。この時点で中古も視野に入れないといけないか…と脳裏をよぎった

 とそこで、沈黙を打ち消すように一言「Z400(2019)の白なら、希望の日にちにそえますよ」と

 Ninja400は知っていたが、Z400については全くのノーマークであった

 Ninja400とZ400は車体とエンジンは共通で、大きな違いはカウルの有無とのこと。ハーフカウルでカテゴリー的にはストファイ(ストリートファイター)と呼ばれるものらしい

 Kawasakiグリーンのフルカウルバイクを考えていた僕にとっては、白のハーフカウルとなると全く方向性が違うバイクとなる。車重はカウルが少ない分Z400のほうが軽い。でもツーリングなどで高速を走ることになるとやはりカウル付きのほうが…と素人ながら思っていた

 2~30分雑談を交えながら話しているうちに、ネイキッドでも高速バンバン走ってるし頻繁に高速を乗るのでなければそこまで気にする必要はないかと。そしてバイクに慣れていないから軽いに越したことはないなと思い出していた

 気づくと具体的な話までとんとん拍子に進んでいって、納車も12月30日となっていた

 ただしこの日は、基本的には店休で大掃除の日なので午前中しか対応できないとのことだったがすべてが決まった

 あとは免許をとるだけとなった

Z400の納車

Z400
青空の下納車手続きです

そういう経緯があって半ば無理を言って年末の納車となった

 納車当日は、家からタクシーを使ってKawasaki PLAZAに向かった

 ヘルメットを持って家からタクシーに乗るなんて日が来るなんて自分自身想像だにしていなかった

 Kawasaki PLAZAに着くと、店舗の展示用バイクはすべて出されており床のワックス掛けをしている最中であった。店舗の入り口には、白のZ400が僕を待っているように停まっていた

 はやる気持ちを抑えて、店舗の入り口より担当者の方をさがしていたら、向こうも気づいたのがこちらに駆け寄ってくれた

 本来なら、椅子に座って説明を聞いたりするところだろうが、今回は青空の下で全てこなすことになった。担当者の方も先のようにこんなことはなかっただろう

 基本的なスイッチの扱い方、メーターパネルの表示変更の方法(複雑すぎて全く頭に入らなかった)、慣らし運転について、1ヶ月点検についてなどの説明をひとしきり受けた

 そしていよいよ跨って、エンジンをかけることに

 すっと起こすとまず軽い‼。教習車の重さと比べると雲泥の差

 そしてクラッチの軽さ。アシストアンドスリッパークラッチのおかげでクラッチもメチャクチャ軽い

 そして2気筒のパタパタパタという心地よい音

 すべてが違う。これに乗るのか…若干の不安と大きな期待で胸がいっぱいになった

 いよいよ公道へ

Z400で初めての公道

 まったく車が来ていない焦らない状況を確認し、エンストしないように回転数も高めに上げて恐る恐るクラッチを繋ぎ公道へ

 当り前だが、バイクの教習では公道を走ることはない。僕が行っていた教習所はバイクと車が分かれている為、ほかの車に気を使うこともなった

 ところが公道では前や後ろに車がいる。正直ずっと心臓がドキドキしていた

 そして、一番つらかったのが速度があげらない。第一段階での慣らし運手は走行距離200kmまでは4000回転縛り。速度にすると70キロ弱程度。周りの車が80キロオーバーでバンバン走っている状況で流れに乗れてないこの状況は、バイク初心者の僕にとってはほんと恐怖でしかなかった

 まっすぐ走る分にはどうにか気持ちは持ちこたえたが、右折するために追い越し車線に入る際とそのまま右折するまで追い越し車線を走るのは非常に恐怖を覚えた

 速度が周りに合っていないというのがどれだけ恐ろしい事かを実感した

 ちょっと話はそれるが、原付の30キロ制限も怖いだろうなと不意に思った。2段階右折するので追い越し車線を走ることはないだろうが、左端を時速30キロ、周囲との速度差約50キロ近くあると考えるだけでもぞっとする

 そんなこんなをしているうちに、どうにか家に辿りつことが出来た。その間15分程度に納車の高揚感もあるが色んなことを考えた非常に密度の濃い時間となった