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2020年後半発表のiPad ProとMacBookにミニLED搭載か

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TFIアナリストのMing Chi Kuo氏によるとAppleは2020年後半に登場する計画があるようだ

iPad ProやMacBookにミニLEDを搭載

Ming Chi Kuo氏が発表した調査ノートによると、Appleは今後ミニLEDディスプレイの汎用化に注力し2020年後半にもミニLEDを搭載した製品を発表する計画のようだ

具体的には、A14Xチップを搭載したiPad Proを2020年第3四半期と16インチMacBookProをアップデートさせ2020年第4四半期発表する計画となっている

またこれらのディスプレイについては、LGとGSIが供給するというもの

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ミニLEDディスプレイ搭載の恩恵とは

ではこのミニLEDディスプレイによって何が変わるのかとういことだがKuo氏は「生産性および娯楽体験が飛躍的に向上する」という言葉にとどめているのみだ

ミニLEDとは、簡単に言うと「LEDとはよりもさらに小さなLED」ということだ。文字通りので大変恐縮ではあるが、通常のLEDは300〜350μmに対して、ミニLEDは100〜200μmとなている。これだけ小さくなるということは、単純に考えてもいままでのディスプレイより遥かに細かな表現ができるということだ

液晶型のディスプレイではバックライトを使用し画面を表示するがLEDではLEDで光の3原色を評するためバックライトが不要になる。特にバックライトを使用するディスプレイでは「黒」の表現が不得手だという特徴があるがLEDではきれいな「黒」を発色させることができる

またミニLEDはLEDそのものが小さいということから、コントラストが格段に向上する。通常の液晶ではコントラスト比が3000:1ぐらいなのだがミニLEDでは数万〜数十万:1まで向上させることができる

さらにミニLEDでは省電力も期待できる。もともと消費電力の少ないLEDなので従来の液晶ディスプレイと比較しても半分程度まで抑えることができる

ミニLEDディスプレイのデメリット

これだけ多くのメリットを備えたミニLEDだがデメリットもある

一番のデメリットは価格が高いということだ。現在のスマホ向けのミニLEDでは現在主流の有機ELディスプレイの3〜4倍、パソコン用だど10倍程度にはなっている

このままの価格でiPad ProやMacBookProに採用されると想像したくないような価格になりそうだが、Appleが規模のメリットを生かしてミニLEDディスプレイの価格を下げることに成功することを期待したい