DIGITIMESにとると、現在Appleは5Gに対応したiPad Proを開発中であると報じている
台湾のメーカーであるASE(Advance Semiconductor Engineering)がiPad Proように5Gアンテナパッケージを供給するというもの。5Gの生産コストの高さを鑑みると、ハイエンドモデルのiPad Pro以外に5Gを搭載するとは考えにくく、この5G対応のiPad Proの発売時期になどについては情報がない
ミリ波のみのサポートか
この情報には続きがあり、ここでサポートされているのは「ミリ波」ということだ
5Gにおいては、「ミリ波」と「サブ6Ghz」の2つの規格の電波を使用しそれぞれの特徴は以下の通り
- ミリ波 … 直進性が高く短距離での高速通信が可能で都市部に向いているが短距離であるため基地局の数が必要となる
- サブ6Ghz … ミリ波より低速ではあるが現行の4Gよりも高速で通信が可能。電波のカバーエリアが広いいので都市部以外でもりようが容易
それぞれの特徴をかんたんに書き出してみたが、まだ基地局の整備が完了していない現段階でiPad Proをミリ波のみに対応させる理由が謎である。各電波の人口カバー率をかんがえると「サブ6GHz」に対応させた後「ミリ波」というのが常套手段ではないだろうか
少々理解に苦しむため情報について懐疑的に見る声もあるが、こういった謎解きのようなこともAppleのリーク情報を見る楽しみの一つだと思う